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2013年10月

セルフケアのすすめ PARTT
9月にお伝えしたアンケートで回答者の内、
歯と歯茎に自信のある方は(9.0%)という結
果をお伝えしました。
右グラフは平成22〜24年度の歯科健診
で、「ブラッシング改善要」と判定された方
が80%を超える結果になっています。
歯を丈夫に保つためには、正しい歯の
き方を 身につけることが必要です。
歯科健診&ア ンケート結果からその
大切さを理解し、正しいセルフケアを身
につけましょう。

ブラッシングについて
−ブラッシング改善は、歯ブラシの選び方と磨き方がポイント!−
1.歯ブラシの選び方 <9月豆知識>をご覧ください。
2.歯ブラシの持ち方



親指の位置が柄の
1/3〜1/4のところに
なるように持つ。
歯ブラシは鉛筆を持つような ペングリップがお勧めです。
余計な力が入り難く、毛先 が動き、歯にキチンと当てて磨くことができます。
他に歯ブラシを手の平全体で握る パームグリップもあります。
自分が持ちやすい方法を選んでください。
3.歯磨き剤


歯磨き剤をたくさんつけて磨くと、口がさっぱりするため、よく磨けた
ような気持ちになります。
歯の汚れは、歯磨き剤ではなく、歯ブラシの毛先が歯にあたって
動くことにより取り除けます。
左図のように少量で十分です。たくさんつけすぎないようにしましょう。

歯磨き剤には口臭予防、ホワイトニング、むし歯予防に効果がある
フッソ配合のもの、歯周病に効果のあるものなど様々なものが販売
されています。ご自身の現在の歯の状態に合うものをお選びください。        
4.歯の磨き方

図1の@〜Cの順番で磨くと磨き残しが少なくなります。歯ブラシが歯茎に触れても
痛くないくらいの力で磨きましょう。磨く力が強いと歯茎を痛めてしまいます。
スクラピング方法、バス方法については図2、図3をご参照ください。
前歯の裏側は図4のように歯ブラシのつま先やかかと使いましょう。
ブラッシング改善は、歯ブラシの選び方と磨き方がポイント!

 


キシリトールって・・・?
キシリトールと聞くと、ガムを思い浮かべる方も多いと思います。「むし歯予防に効果があると
聞いたことがあるけど?」・・・。そんな疑問にお答えします。
キシリトールは、白樺などの木からとれる「キシランヘミセルロース」を原料に作られている天然
にある自然の甘味料です。
キシリトールがむし歯を防ぐ理由として
 1.キシリトールは口の中でむし歯の原因のひとつ「酸」をまったく作らない
 2.むし歯の原因となる歯垢(プラーク)をつきにくくし、歯の再石灰化を促す
キシリトールがあれば、それだけでむし歯を防げるわけではありません。
毎日のセルフケアにプラスして、むし歯予防をしっかりアシストしてくれるのが
キシリトールなのです。