1.がん検診全般

Q.今年度(2024年度)どのがん検診が対象ですか?

A.
健診コース(定期健診・健保健診・雇入時健診)に関係なく、以下の全てに該当する方が対象です。

  • 「2023年12月31日」かつ「受診日」にワールド健康保険組合加入者
  • 年齢基準日(2025年3月31日)において、対象年齢早見表で対象年齢

※健診予約・受診管理システム(webシステム)もしくは補助金制度どちらで受けても対象年齢は共通

Q.がん検診は必須ですか?

A.
任意ですが、異常の早期発見のためには定期的ながん検診が必要です。
かかりつけ医ですでに経過観察や治療をされている場合はそちらを優先してください。

    <厚生労働省のがん検診指針>
  • 胃がん検診(X線検査):40歳以上1年毎(ただし内視鏡検査なら50歳以上2年毎)
  • 大腸がん検診(便潜血):40歳以上1年毎
  • 乳がん検診(マンモグラフィ):40歳以上2年毎
  • 子宮がん検診(頚部細胞診):20歳以上2年毎

Q.がん検診は就業扱いですか?交通費は出ますか?

A.
定期健診と同日に受けるがん検診は就業扱いとして受けられます。
定期健診と別日に受ける胃内視鏡検査(胃カメラ)や乳がん検診・子宮がん検診、補助金制度を利用する場合、健保健診の方は就業扱い交通費自己負担となります。

Q.育休中(休職中)ですが、がん検診は受けられますか?

A.
対象条件・対象年齢を満たしていれば、胃がん検診の胃内視鏡検査(胃カメラ)・乳がん検診・子宮がん検診は補助金制度のみで可能です。ただし、交通費は自己負担です。
胃がん検診の胃部X線検査(バリウム)と大腸がん検診は補助金制度がないので受けられません。復職後、健康診断時に受けてください。

Q.退職を予定していますが、がん検診は受けられますか?

A.
在籍中に対象条件・対象年齢を満たしていればがん検診は受けられます。ただし、退職前に受診予約しても、退職日以降(ワールド健康保険組合資格喪失後)に受診した場合、全額自己負担となり費用を請求します。

2.乳・子宮がん検診

Q.乳がん検診は「超音波検査(エコー)」と「マンモグラフィ」どちらの項目を受ければよいですか?

A.
以下を設定(推奨)していますが、選択可能です。

  • 30代:超音波検査(エコー)
  • 40代:超音波検査(エコー)+マンモグラフィ
  • 50代以上:マンモグラフィ

受診機関によっては受けられる項目が決まっている場合がありますのでご確認ください。

Q.30代もしくは50代以上ですが、「超音波検査(エコー)」と「マンモグラフィ」どちらも受けたいです

A.
どちらかしか選択できません。両方受けたい場合は、以下の方法となります。

  1. どちらか一方を全額自己負担で受ける
  2. 乳がん検診は健診予約・受診管理(web)システムで受けずに補助金制度を利用する

Q.受診しようと思っている受診機関の乳がん検診は「視触診が受けられない」となっています

A.
視触診は乳がんの発見頻度が極めて低く、厚労省も視触診は必須としないとしています。そのため、視触診を省略する場合もあります。

Q.健診予約・受診管理(web)システムの指定機関に電話すると、がん検診の予約が埋まっていると言われました、どうすれば良いですか?

A.

  1. 別日に予約する
    がん検診は2024/12/26まで受診できます。定期健康診断と別日での受診をご検討ください。
  2. 補助金制度を利用する
    健診予約・受診管理(web)システムでの予約が取れない場合、補助金制度を利用できます。

3.補助金制度

Q.補助金制度でがん検診を受けられますか?

A.
胃がん検診(内視鏡検査)・乳がん検診・子宮がん検診は、指定の健診機関以外やかかりつけ医で受けたい場合に補助金制度が利用可能です。以下の全てに該当する方が対象です。

  • 「2023年12月31日」かつ「受診日」にワールド健康保険組合加入者
  • 年齢基準日(2025年3月31日)において、対象年齢早見表で対象年齢
  • 今年度の健康診断時に補助金制度を利用するがん検診(検査内容関わらず)を受けない

※胃がん検診(X線検査)と大腸がん検診は補助金制度がありません(雇入時健診除く)。

Q.補助金制度の申請方法を知りたいです。

A.
詳細は補助金制度をご確認ください。

Q.補助金制度が利用できないのはどんな時ですか?

A.
以下の場合は補助金制度を利用できません。申請されても補助金は支払われません。

  • 同一のがん検診を健康診断時(別日受診含む・検査内容不問)に受診
  • 対象外条件・対象外年齢での受診
  • 保険証を使用して受診

Q.市区町村が実施しているがん検診の自己負担分を補助金制度利用できますか?

A.
対象条件・対象年齢を満たしていれば補助金制度を利用できます。

4.予約関連

Q.健診予約・受診管理システム(webシステム)のログイン・操作方法が分かりません

A.
バイオコミュニケーションズ:050-3532-1107(平日9時~18時)へお問合せください。

Q.受診券の印刷環境がないです

A.
受診券を送付します。到着までに数日かかりますので、受診日の1週間以上前お問合せフォーム(Googleブラウザ推奨)からご連絡ください。なお、予約自体はご自身でご登録ください

5.受診結果

Q.結果はどこに載っていますか?結果を失くしたので再発行してほしいです

A.
がん検診の結果は各受診機関から届きますので必ずご確認ください。定期健診と同日受診したがん検診は定期健診と同じ結果票に記載されています。
結果の再発行はバイオコミュニケーションズ:050-3532-1107(平日9時~18時)もしくは受診機関へ直接お問合せください。

Q.がん検診の結果、「要再検査」「要精密検査」でしたが、二次検査受診の費用補助はありますか?また、どの医療機関で受診してもよいですか?

A.
結果と保険証を持参し、速やかに受診してください。受診は保険証を使用し3割負担となります。
どの医療機関への受診でも構いません(がん検診の受診機関でなくても可)が、専門の診療科での受診をお勧めします。

  • 胃がん検診 :消化器科(内科・外科)
  • 大腸がん検診:消化器科(内科・外科)
  • 乳がん検診 :乳腺科・乳腺外科・外科
  • 子宮がん検診:(産)婦人科

Q.がん検診の結果、異常が見つかり受診しましたが、その結果報告は必要ですか?

A.
がん検診の結果、受診の必要がある方には、当組合から受診確認の封書またはメールが届きます。記載のURL(QRコード)へ移り、受診状況を登録すれば報告は完了です。なお、未受診や未回答の方には複数回ご連絡します。

6.その他

Q.がん検診以外について

A.
定期健診・雇入時健診・深夜業健診は窓口が異なりますので当組合は対応できません。各担当窓口へお問合せください。

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