TOP /健康診断トップヘ健康診断の見方  

事業所(会社)が毎年行う健康診断に、健康保険組合も経費を負担して、さらに詳しい検査をするための項目を追加しています。これは、被保険者の方が様々な検診項目から出した健康診断結果 から「病気を発見すること」だけでなく、自身の健康状態を確認して「健康づくり」に役立てて頂きたいと思うからです。
 
『個人情報の取扱いについて』
健康診断に関する個人情報の取得及び利用の管理責任を明確にするため、以下の通り運営主体を明確にします。
法定健診:事業所/法定外検診:ワールド健康保険組合
健診運営を事業所・健康保険組合がそれぞれ独自に行うことは、社員の皆さまに様々なご負担をおかけするだけでなく、健康診断の効果的実施の妨げになる恐れがあるところから、 本健診関連個人情報については事業所と健康保険組合が共同して利用することとさせて頂きます。

健康保険組合では、この法定外検診(各種ガン検診・歯科健診)における個人情報を「法定外検診における個人情報の取扱いについて」の内容で取扱います。
同意いただけない場合は、法定外検診を受診できない場合がありますので、受診の際は必ず「法定外検診における個人情報の取扱いについて」をご確認いただき、「同意確認書」にて同意の上、受診下さい。
次年度以降も特にお申し出のない限り、同意の意思にかわりないものとさせていただきます。

「法定外検診における個人情報の取扱いについて」はこちら→


健診項目||健保追加項目||健康診断結果 の見方


 



事業所によって産業医の意見により検査項目の変更があります。
ガン検診




胃ガン検診
35歳以上
胃部レントゲン(間接撮影)
大腸ガン検診
40歳以上
便潜血検査
子宮(頚)ガン検診
20歳以上で偶数歳の方
子宮頚部の細胞診・診察・内診
乳ガン検診
30歳代
超音波検査・視触診
40歳代
超音波検査・マンモグラフィ2方向・視触診
50歳代
マンモグラフィ1方向・視触診

健康診断結果表の裏面もご覧下さい。
 
項目 正常域 内容
BMI 18.5〜24.9 肥満の程度を表す。
BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
BMIの標準は「22」
この数値にあたる体重が標準体重となります。
やせ≦18.5 肥満≧25
腹囲 男性:85cm未満
女性:90cm未満
※平成20年度より実施
腹囲は、内臓脂肪が蓄積しているかどうかの目安になります。男性:85cm以上、女性90cm以上は、CT検査(腹囲の断面図)での内臓脂肪面積100cu以上に相当し、動脈硬化が進行している可能性があると考えられます。
血圧 最高血圧 140mmHg未満
最低血圧  90mmHg未満
高血圧から起こる合併症として「脳卒中」「心筋梗塞」「腎不全」が挙げられます。合併症は知らない間に進行するので、定期的に血圧を測り、血圧が上がってきたり、高い値が続くようなら、医療者に相談しましょう。


尿蛋白 (−)または(±) 腎臓や尿路系に異常があると尿蛋白がでます。健康な人でも疲れで一時的に陽性がでるときがあります。
尿酸 3.5〜7.0mg/dl 肥満、多量の飲酒、タンパク質の摂り過ぎや激しい運動により、血液中の尿酸値が高くなった結果 尿酸が結晶化し、足の親指や関節などに激しい痛みを伴う「痛風」という病気を起こしやすくなります。
※平成20年度より、40歳以上のみの実施に変更


尿糖
血糖
HbA1c
(−)または(±)
110mg/dl未満
5.6%未満
●尿糖、血糖検査は糖尿病の疑いの有無を表します。ただし、健康な人でも食事・ストレス・妊娠の他腎性糖尿といって先天的に糖が出やすい体質の人もいます。
●HbA1cは食事の影響も少なく、過去1〜2ヶ月の平均血糖値をの状態が分かります。
白血球数 9000/μl未満 人間の身体は病原菌などに侵された場合、身体を守るために白血球が増えて病気に打ち勝つ働きがあります。身体のどこかに慢性的な炎症があったり、化膿や発熱、喫煙等でも白血球が増加します。

赤血球数

ヘモグロビン
(血色素量)
ヘマトクリット
(血球容積)
男:400万〜570万/μl
女:370万〜500万/μl
男:13.5〜18.0g/dl
女:12.0〜15.0g/dl
男:40.0〜52.0%
女:34.0〜45.0%
「貧血」とは血液中の赤血球の数、またはヘモグロビン(血色素)の量 が減少している状態をいいます。赤血球の中に含まれるヘモグロビンは、身体組織に酸素を運ぶ大切な役割があります。貧血の原因として、鉄分の不足、骨髄が血液を作らない、あるいは身体のどこかから出血していることが考えられます。

LDL-コレステロール
(LDL-C)
中性脂肪
(T-G)
HDL-コレステロール
(HDL-C)
70〜140mg/dl

150mg/dl未満

40mg/dl以上
血液中のコレステロールと中性脂肪値が高くなると、動脈硬化を促して心臓病や脳血管疾患にかかりやすくなります。コレステロールには善玉 と悪玉があり、善玉はHDL-コレステロールと呼ばれ、動脈硬化の進行を抑える働きがあります。悪玉はLDL-コレステロールと呼ばれ、体内で必要とするところへコレステロールを運搬する働きをしますが、血液中にその量が多くなると血管壁に沈着して、動脈硬化を促進します。
※平成20年度より 総コレステロール⇒LDLコレステロールに変更


GOT
GPT
γ-GTP
40IU/l未満
45IU/l未満
70IU/l未満
GOT、GPT、γ-GTPは肝臓の障害を疑う最も代表的な検査です。肝臓は沈黙の臓器と言われ、自覚症状が出にくく、知らないうちに悪くなっていて、健康診断で初めて肝臓の障害を指摘される人が多くみられます。
胸部X線   レントゲン写真によって左右の肺やその中央部(縦隔)にある心臓などの病気がわかります。
心電図   不整脈、心筋症、心肥大等の発見に有効です。
胃ガン検診   胃の形や粘膜の凹凸 をバリウムを使って写し出し、胃潰瘍や胃炎、ポリープ、胃ガンなどを調べます。胃の状態や撮影条件で正確に写 し出されない場合、それらを確定するために、内視鏡検査などを行います。
大腸ガン検診   2日間採便して、便潜血反応で肉眼で気づかない出血を発見できます。消化器疾患、主に大腸・直腸ポリープ・ガンの発見に有効です。
子宮(頚)ガン検診   診察(問診・視診・内診)と細胞診を行い、子宮頚部ガンの有無、子宮周囲・卵巣などの状態を調べます。
乳ガン検診   超音波検査・マンモグラフィ、視触診(医師による)があります。乳ガンの有無など乳房の状態を調べます。